アイデンタルオフィス


	黄色い歯の原因は？
１	歯の表面の汚れ
	歯が黄色くなるいちばんの原因は、歯の表面の汚れです！カップの底の茶渋と同じで、たとえ毎日磨いていても、使い続けるうちに少しずつ汚れが重なり、歯の色がくすんできます。磨き方がいい加減だったり、歯並びのせいで汚れがたまりやすかったりすると、汚れはとくに目立つはずです。しかし、この“くすみ”はPMTCによって簡単に除去できますので、ご心配にはおよびません。
２	肌の色と同じ日本人の特徴
	日本人の歯はもともと欧米人に比べてエナメル質が薄く、中の象牙質が黄色いのが特徴です。ですから、透明感があって、ほんのり黄色みがかった真珠色の歯は、健康な証拠、アジアン・ビューティーの証拠なのです！
３	過去に使った薬の副作用
	４０年ほど前に開発されたテトラサイクリンという抗生物質は、非常に有効なお薬でした。風邪にもケガによる化膿にも非常によく効きました。ただ、乳歯の下の生える前の永久歯には特異的に茶色からグレーの色の帯がつくという副作用がありました。子どものころに身体をこわして、このお薬を飲まれた方には、その後で生えてきた永久歯にこの色の帯がついています。
４	過去の治療が原因の黄ばみ
	・以前詰めたプラスチックの表面に細かいキズがついて、そこに汚れが入り込んだ場合。・治療で神経を抜いて血流の途絶えた歯が、数年たって枯れた状態になり、黒っぽく変色した場合。・裏から金属が詰めてあるために、光が透過せずに歯の色が暗く見える場合。・被せてある冠そのものの素材が劣化した場合。

これらが気になっている方は、まず歯科医かハイジニスト(歯科衛生士）に相談してください。